つま先から頭のてっぺんまでサイクルウェアで完全武装したロードバイク乗りの方が颯爽とストリートを駆け抜けていく姿。素直に「カッコイイね!」と思います。
と同時に、あの服装・スタイルに敷居の高さを感じてしまうこともまた事実です。
高価なロードバイクにライドするからこそ決まる服装・スタイル、それがサイクルウェア。
一介のエントリークラスのクロスバイク、TREK(トレック)FX1に乗るような、ワタシのようなライトユーザーには身分不相応な服装ある、と思ってしまうのです。
さらに、これを言ったら身も蓋もないですが、サイクルウェアって高いでよね。
ワタシのような毎月カツカツでやり繰りしている人間にとって、サイクルウェアのために貴重なお小遣いを投入するには、それに相応しい強い動機が必要です。で、今のところワタシにはそれがない。
目次
普段着で乗れる『気軽さ』がクロスバイクの良さ、だと思う。だからランニングウェアを流用しています
禁煙によって増加した体重を減らすべく、自転車通勤の帰り道を遠回りして消費カロリーを稼ぐことにしたワタシ。
関連記事:自転車通勤で痩せたい!
減量にもう少しストイックになろうと決意したワタシは、実は上記『帰り道ダイエット』に加え、休日の早朝に1~2時間、距離にして20~40kmのサイクリングを取り入れることにしています。
エクササイズあるいはフィットネス。いずれにせよ自転車に通勤以外の用途が追加されたわけですが、そこでぶち当たった命題が『服装をどうするのか?』であります。
で、ワタシが持った結論は・・・・
『気軽に乗ることができる、これがクロスバイク(しかもエントリーモデル)の良さでしょ』・・・・であります。
様式美とでもいいましょうか、ロードバイクについては本格的なサイクルウェアでない普段着などで自転車に乗るって「カッコ悪い!」という風潮があるような気がします。個人的に。
翻ってクロスバイクはどうでしょう。「そんなに頑張った格好で乗らなくてもOK」みたいな風潮があるような・・・・
中途半端な服装で乗ってもクロスバイクなら許される風潮があるような気がします。
というわけで、休日に自転車に乗るときは、すでに所有しているスポーツ用品(主にランニング用品)をサイクルウェアの代替品とすることにしたのです。
で、休日はこんな格好で乗っています。(自転車通勤時のスタイルではありません)
ほぼランニングウェアの流用です。ワタシ、実は、7年ほど前にランニングに目覚めた時期がありまして、そのときにウェアを一式購入しておりました。
当時は張り切って走っていたのですが、ランニングを始めて半年後に右膝を痛めてしまい、ランニングから遠ざかってしまいました。
志半ばでタンスの肥やしとなってしまったランニングウェアたち。そんな不憫でならない彼らですが、この度、なんちゃってサイクルウェアとして堂々と復活することになったのです。
Tシャツ−給水速乾性の高いものならOK
プーマのシャツ。量販店で安くなっていたので購入。ウェア関連では唯一、FX1購入をきっかけに入手したものです。安価でしたが、デザインが気に入りました。
まぁ、ワタシのようなライトユーザーには、Tシャツなんて吸水速乾性の素材が使用されていて、そこそこ動きやすければ何でも良いのかなと思います。
コンプレッション・上
ランニング開始当時、気張って購入したUNDER ARMOUR(アンダーアーマー)の「ヒートギア」です。
腕を露出するより、コレを着用していた方が断然に涼しいです。なので、ランニングから遠ざかってからも、コレは真夏の普段着として着用していました。運動しない方にもお勧めの一品です。
短パン−給水速乾性の高いものならOK
これもランニング時代からの流用です。まあ、ごく普通の短パンです。
ランニング用で、丈が短めなこともあり、数年間タンスに眠っていたものですが、今回、大復活を果たしました。
コンプレッション・下
ランニング開始当時、気張って購入したアイテムのひとつ。この手の世界では名品に位置づけられているワコールのCW-Xです。
これもアンダーアーマーのヒートギアと同様、着用している方が涼しいです。
ランニングで膝を痛めた際に膝痛を緩和するために購入した一品ですが、このたびサイクルウェアとして復活を遂げました。
※後日談。コレ履いてクロスバイクに乗ると、おしりの部分が擦れます。cw-x、おそらくサイクリングでの使用が想定されていません。cw-xはワタシ的には高級品。長く大事に使いたい。おしりに穴を開けたくない。したがって現在はサイクリング用として着用していません。
ただ、この点が克服できるコンプレッション系のウェアであれば積極的に着用した方がよいでしょう。
シューズ−普段履きしているスニーカー
普段履きしているスニーカーを使用しています。まぁ、スポーティな雰囲気を演出できればOKという感じです。
まとめ
TREK(トレック)FX1など、お手軽エントリーモデルをこよなく愛するワタシのようなライトユーザーは、気軽に自転車を楽しめば良いと思っています。本格的な装備でなくても何とかなる、それがクロスバイクの良いところ。
身の回りにあるモノで流用できるモノは積極的に流用する!これで良いのではないでしょうか。
したがってサイクルウェアを購入しないのは、「経済的余裕がないから」ではないです。あえて購入しないのです。(強がり)