自転車通勤用スーツを購入!ストレッチ&ウォッシャブル、伸びる・洗える!

自転車通勤スーツ1

実はワタシ、従事している業務の特性上、いわゆる普段着で仕事をすることが大半で、スーツを着用する機会はきわめて少なく、多くても年に20回程度。したがって、自転車通勤時の服装も当然に普段着。

ところが、最近、ワタシの業務内容が多少変化し、その影響でスーツを着て仕事をする機会が格段に増えました。これにともない、スーツを着用して自転車通勤することも増えたわけですが・・・・。ここでワタシが気づいた事実、「スーツは自転車通勤に不向きである」という何を今更な事実。

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目次

自転車通勤の1年間

年間を通しての自転車通勤の快適度(スーツ着用時)に対する個人的感覚は以下のとおりです。

1~3月・・・・寒い

4月・・・・基本的にちょうど良いけど、たまに寒く、たまに暑い

5月~9月・・・・暑い

10月・・・・基本的にちょうど良いけど、だんだん寒くなる

11月~12月・・・・寒い

驚愕の事実・・・・って薄々分かってはいましたが、何と自転車通勤で快適な時期なんて1年間でほんの短期間しかないではありませんか。

1年間の大半が暑いか寒いか。もはや修行・苦行です。みなさん、当たり前のようにスーツで自転車に乗っていますけど、改めてすごいなぁと。

これに加えて、スーツは自転車漕ぎをはじめとした運動に構造上不向き。カラダがきゅうきゅうです。

これまでのワタシは、普段着による自転車通勤がメインであったので、気温に合わせて着衣をコントロールできましたし、運動性を考慮した服装選びもできていました。

そんな「よき時代」が長すぎて、自転車通勤(スーツ着用)の暑さ・寒さ、そして運動性能の低さがガマンできない。これは何とかせねば!

自転車通勤用スーツを購入

で、ネットを徘徊していると、そんな自転車通勤に対するスーツの弱点を克服すべく、自転車通勤を想定したスーツが展開されているではありませんか。

これは気になる!

というワケで早速、紳士服の量販店へGOしたワタシ。何着かの試着を経て、自転車通勤用スーツの購入に至りました。

まぁ、ぱっと見はいたって普通のスーツです

ちなみにワタシは、『洋服の青山』にて購入。理由は、自宅近くに店舗があって、Tポイントを貯めることができるから。

春夏仕様です

『洋服の青山』でなくても『AOKI』『はるやま』『スーツカンパニー』など、全国展開している量販店であれば、同様のコンセプトのスーツが必ずラインナップされています。

なお、自転車通勤に求められる機能は大きく2つあるでしょう。それは、伸縮性があることと、自宅で洗濯できることです。

伸縮性があること(ストレッチ性)

自転車乗車時の姿勢とペダリングにストレスを感じない伸縮性はとても重要です。

ワタシが若い頃とは違い、昨今は量販店でも細身のシュッとしたスーツが低価格でラインナップされています。

しかし、そんな細身のスーツの難点は、動きにくいこと。特に自転車乗車時は、肩・背中回りやお尻回り、太もも回りに多大な窮屈さ、ストレスを感じます。みなさん、よくガマンして自転車に乗ってらっしゃるなと。

自転車通勤用スーツは、この点を克服していて、ストレッチの効いた素材が採用されています。

スーツの機能タグ
タグでこれ見よがしに高機能であることをアピール

通常、ビジネススーツはウールなどの自然素材で作られていますが、コレはポリエステル52%、ウール42%です。

素材はポリエステルの比率が高め

化学素材(ポリエステル)を使用するなどしてストレッチ性を実現しているようです。

スーツに「本物」を追求する方には受け入れがたい素材かと思いますが、これで快適な自転車通勤が実現するならワタシ的には大歓迎です。

自宅の洗濯機で洗えること(ウォッシャブル)

ウォッシャブルタグ
洗える!これこそこのスーツの価値!

自転車通勤は汗をかく。1年のうち約半分は「汗リスク」にさらされる自転車通勤。

ゆっく~りペダリングすることで、ある程度は汗を回避することができますが、それだとせっかくのクロスバイク、ロードバイクが宝の持ち腐れ・・・・。

そんな「汗問題」も、スーツを自宅の洗濯機で気軽に洗うことができるならば即解決することができます。

なお、スーツの裏地には下の写真にあるように、東レ(TORAY)が開発した吸汗・速乾素材『SAP』が採用されています。

吸汗速乾タグ
これまたタグにて高機能をアピール

自転車通勤用スーツは、縫製を工夫したり、生地に特殊な加工を施したりすることで、洗濯機で洗っても「型崩れしにくい」、「シワになりにくい」を実現しているようです。

ワタシが購入したスーツでは、折り目が持続する『シロセット・エコ加工』なるものが採用されてるようです。

シロセットエコ加工
というか、スーツってタグが多いですよね

技術の進歩ってすごいですね。

ただし、洗濯の頻度が高いのは生地によろしくないようで、洗えるからと言って調子に乗りすぎてはダメみたいですね。

ただ、いざという時に洗濯機に投入できるのは強みです。

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自転車用スーツを着用してみた

着用感・シルエットはどうか

実際に着用した感じが下の写真です。

自転車通勤スーツ全体
着用しました。普通のスーツです。

まぁ、普通の着用感というか、何というか。これと言った個性はないですね。

スーツ着用がレアであった従来のワタシは、めったに着用しないからこそ良いモノを!と嘯いて、オーダースーツを着用。身体にバッチリとフィットした細身のシュッとしたヤツを所有していました。

それと比べると当たり前ですが、この自転車通勤用スーツに対して、着用感・シルエットに不満がないと言えばウソになりますね。

あともう少し細身に作られていれば完璧なのに!ってのはありますが、まぁオーダースーツと比較したらダメでですね。

スーツ上半身
近くに寄っても、やっぱり普通のスーツ

ワタシがまだ若い頃は、「スーツは見た目が最優先!シルエットが命!」でしたから、今回のように自転車通勤用スーツを量販店で購入するなど考えられませんでした。

ところが、そんなワタシも40歳を過ぎてすっかりオッサン。機能性が大きく向上するならば、多少の見た目には妥協する、そんな人間に変貌してしまいました。機能性万歳。

ストレッチ性はどうか

スポーツウェアのような、ぐい~んと伸びるストレッチ具合、そんなのを期待してはダメです。ささやか、だが確実に伸縮性を感じる、そんなストレッチの効き具合です。

通常時にはさほどストレッチ性を感じませんが・・・・

自転車の乗車姿勢を想定した、背中を丸めるこんな体勢や・・・・

スーツのストレッチ性1
地味だが確実にストレッチ性を感じる!その1

ペダリングを想定したこんな体勢をとると・・・・

スーツのストレッチ性2
地味だが確実にストレッチ性を感じる!その2

「お!窮屈さがないね!ストレッチが効いてるね!」を実感することができます。この微妙な効き具合は、実際に着用してみないと分かりません。

自転車に乗った感じはどうか

こんな感じです。

スーツで自転車に乗車1
自転車に乗ってみた。ストレッチ性を地味にビンビン感じる!

写真では絶対に伝えることができないのですが、背中回り、お尻回り、太もも回りの「突っ張り」をほとんど感じません。

この感覚が欲しかったから、シルエットに妥協してこのスーツを買ったのです。

スーツで自転車に乗車2

実際に自転車を漕いだ感じも、着用した時と同様に、劇的な変化を感じることはないのですが、ささやか、だが確実に上半身が窮屈さから解放され、足裁きがスムーズになったことを実感することができます。

そして、「いざとなれば洗えばよい!」という安心感。

『洗えるスーツ』。スーツに対するこだわりがそれほど強くない方にとっては、選択肢に入れる価値のある一品だと思います!

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