禁煙外来~第2週。チャンピックスの効果を実感、しかし禁煙はできず。

禁煙外来の治療プログラムは、第2週からチャンピックスの服用量が通常に、そしていよいよ『完全禁煙』が求められます。ワタシの第2週の実績がこちらです。しっかり吸っちゃってます!なお、第1週の禁煙記録はこちらです。

目次

禁煙初日、さっそくタバコ購入。そして一服

11月21日から禁煙開始日となりました。その前夜、就寝前。ワタシは残ったタバコを水に浸して再起不能としゴミ箱へポイ。タバコへの未練を完全に断ち、禁煙初日に臨むはずでした。

翌朝。

起床~出勤前をノースモーキングで乗り切れるのか?

禁煙チャレンジャーにとって最初の難関です。

起床後の一服、朝食後の一服、出勤直前の一服。合計三服。至福の三服。これが習慣というか、儀式としてワタシのカラダにすり込まれていました。

しかし!何とワタシはここぞとばかりに自分を奮い立たせ、朝の喫煙誘惑タイムを何とかクリア。

「お、俺やるじゃん」

と自分で自分を褒めたのもつかの間、通勤の道すがらコンビニに入店、多少の罪悪感を覚えつつも躊躇なくタバコを1箱購入する自分がいました。

そう、別記事で書いているとおり、ワタシの禁煙のコンセプトは『アンチ・ストイック』

「無理して禁煙するくらいなら吸った方がまし」

「てか、これは、まぁ、お守りみたいなものだ」

とか何とか自分に言い聞かせながらレジで支払いをしたことをよく覚えています。

ワタシは出勤前にファーストフード店にて100円コーヒーをすすりながらスマホを見る、読書を楽しむなどを日課としているのですが、同時に入り口付近に設置してある喫煙コーナーにて入店前にプカー、退店後にプカーを習慣・儀式化しておりました。

入店前はそれにブレーキがかかりましたが、退店後は躊躇なく一服。

禁煙開始日、あっさりその掟を破ってしまったのです。

 

結局禁煙は、儀式化された行動パターンとの戦い

スモーカーの喫煙の大半が『決まったタイミング』で行われているのではないかと思われます。

起床後、出勤前、昼休み前、食事後、退社前・・・・・個々人の喫煙の法則

そのタイミングに直面したときに喫煙欲求をスルーできるか、できないか。

結果、5本の喫煙。

自分でもよく戦ったと思いました。1日に何度もやってくる『そのタイミング』のほとんどをスルーできたわけですから。初日にしては上出来。この実績をポジティブに自己評価し、誇らしげに禁煙ノートに『喫煙本数5本』を記入したのです。

 

さらにワタシはタバコを家に持ち帰りませんでした。なんという成長!

なお、ワタシは以下のような感じで喫煙欲求と対峙しました。

 

喫煙欲求キタ

(1)我慢を試みる

(2)我慢が難しいと思ったら、席を離れ喫煙所の近くまで行く

(3)火を付けずに購入したタバコの香りを楽しむ

(4)それでも『吸いたい』を我慢できない場合は喫煙所にGO、タバコに点火、喫煙

 

こんな感じです。(3)はお勧めの我慢方法です。タバコに鼻を近づけてクンクンやるんです。ワタシの場合、これでほとんどの禁煙欲求を抑制することに成功しました。

 

もちろん『タバコを吸いたい』が常に脳内にへばりついていました。しかし、減煙を試みた前週よりはそれは圧倒的に弱かったです。

 

今になって思えば、禁煙補助剤チャンピックスが効いていたのでしょう。

 

初日の喫煙本数が5本だったので、2日目以降はこれを基準とし、『吸ってもよいが5本まで』とマイルールを設定、2日目はこれをクリアできました。

初日と同様、残ったタバコは職場の机に保管して帰宅しました。

 

ついに3日目、人生初の24時間禁煙に成功・・・・が続かず

11月23日は勤労感謝の日で仕事は休み。

もちろん何度も喫煙欲求に襲われましたが、そのたびにベランダ(喫煙場所)に出て深呼吸。

結果、人生初の24時間禁煙に成功しました。

懸念していた禁煙のイライラで家族に強く当たるなどもナシ。

さすがにこの日は今までに感じたことがないタイプの達成感を感じました。そして同時に

「これは禁煙イケる」と思いました。

 

しかし、

休み明け

 

ダメでした。職場で吸ってしまいました。

しかしこの「失敗」によって、ワタシは2つのことを発見しました。

(1)タバコへの執着が低下している

(2)ヤニクラがなかった

 

『タバコへの執着が低下している』件

前日、24時間禁煙に成功できたのは『手の届く範囲にタバコがなかった』からです。物理的遮断。

コンビニが自宅の近くにあるので、タバコを手に入れようと思えばできたのですが、買い出しがとても面倒に感じ、結果、生まれて初めて「無煙の24時間」を過ごすことができたのです。

 

吸いたいことは吸いたいけれども

「ま、いっか」

という境地。

 

タバコへの執着心の急激な低下。

スモーカーだった頃のワタシには考えられない心理状態です。ひとたびタバコが切れると、大雨だろうが極寒の深夜だろうがコンビニに繰り出していたワタシが、タバコの補給を「どうてもよい」と思えたのです。

 

今思い返すと、このあたりの心境変化もチャンピックスの作用でしょう。

 

でも手の届くところにタバコがあると、喫煙のゴーサインが脳内で簡単に出てしまう。

 

タバコある→喫煙欲求に抗えない

タバコない→ま、いっか

 

こんな絶妙なさじ加減でチャンピックスはワタシの脳に作用していたようです。

 

『ヤニクラがなかった』件

スモーカーの多くが経験する「ヤニクラ」。

インフルエンザなどで体調を大きく崩したときなどは、さすがに喫煙本数が減少します。結果的に喫煙のインターバルが通常よりも長くなるのですが、このときにワタシは「ヤニクラ」を経験することが多かったです。

で、今回。24時間以上の間隔を開けての喫煙。それなりの「ヤニクラ」が来るだろうなと思いつつ一服・・・

 

「????」

 

ヤニクラが来ない。それどころか、セブンスターを吸ったときに感じる、喉にガツンとくる吸い応えさえほとんどない。

 

セブンスターが、まるで空気。

 

以前の記事でも述べた、チャンピックスの効果を初めて実感した瞬間でした。

 

 

第2週のまとめ

完全禁煙はできませんでしが、

職場以外の環境では禁煙することに成功しました。

またチャンピックスの効果を強く実感することができました。

職場に保管してたタバコが11月25日(金)になくなりましたが、それ以降タバコを購入していません。もちろん「もらいタバコ」もしていません。

 

 

ワタシにとって、2016年11月21日が最後のタバコ購入となり、

 

ワタシにとって、2016年11月28日、退勤後の一服が最後の喫煙となりました。

 

今のところ、ですが。

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