早く釣りたい!エギングロッド、初心者的『最初の1本』の選び方!

エギングロッド1

エギング歴5年オーバー、しかしキロオーバー未経験、永遠の初心者アングラーでおっさんでもあるワタシが、恐れ多くも「これからエギングを始めよう!」と思っている方にロッドの選び方を紹介させていただきます。難しいこと、専門的なうんちくは抜き!とにかくストレス無くエギングを楽しむ!かつ財布にもそこそこ優しい!をコンセプトに、5年間以上エギングをやってきて思ったことなどを踏まえながらロッド選びのポイントを提案いたします。

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目次

初心者的エギングタックル選びの前提

エギングに限らず、タックル選びにはアングラーの数だけ方針があり、「これが正解!」っていうのはない。これを踏まえてにワタシの『タックル選び2大コンセプト』を挙げると、次のようになります。

1、納得のいくビジュアル

2、庶民に優しい価格設定

まぁ、他にもいろいろありそうですが、2つ挙げろと言われたらこんな感じです。

タックルはアオリイカを捕獲する道具・手段にとどまらない、それはアングラーの『相棒』である、が持論のワタシは、道具の見た目にこだわっています。もちろん予算の範囲内で。

道具選びで迷ったならば、ちょっとした機能の差よりも、見た目が好みな方を選ぶべきだとワタシは思います。

一般的に、どのアイテムもアナタが望む機能の最低基準は満たしていることを前提に「どっちにしよーかなー」と悩むわけです。

であるとすれば、道具選びの最後の決め手は「道具のビジュアル」でよいのではないでしょうか。

日常生活において、身につけるもの・携行するもののビジュアルは、ワタシ達のモチベーションに多大な影響を与えます。で、釣り具もこれと同じだと考えます。

愛着のあるタックルで現場に臨み、水揚げしたときの達成感。これもまたエギングに限らず釣りの楽しみ方のひとつだと思います。

アオリイカ
誰もが初めてライブで見るイカの姿に感動するはず!写真じゃ伝わらない美しさがそこにはある!

あと、庶民に優しい価格設定。これは言うまでもありません。

しかし悲しいかな、世の中は金。釣り具もマネーを積めば積むほど高機能アイテム、すなわち「最先端の技術・材料が使用され、軽くて、高感度で、パワーバランスが絶妙で、かっこいい」の五拍子を高い次元で実現したアイテムを手に入れることができます。

ただワタシにそんな潤沢なマネーはない。しかしそれなりの所有する満足感も得たい。

という訳でワタシは、高級モデルはあきらめつつ、安かろう悪かろうなイメージの格安モデルは選択肢から除外。結果、ロッドやリールは実売価格1万円台前半のエントリーモデルを愛用しています。

ワタシの初代エギングタックル

以下のタックルでイカを追いかけ5年以上。未だにキロオーバー未経験です。すみません。

ロッドとリール
ワタシのエギングタックル。シマノで揃えました。ダイワ派のみなさん、スミマセン。

ロッド:シマノ セフィアBB S800M

リール:シマノ セフィアBB C3000S

ライン:PEライン0.6号

リーダー:フロロカーボンライン1.75号

ロッド、リールともにシマノのエギングブランド『セフィアシリーズ』のエントリーモデルです。

ワタシの2代目エギングタックル

現在は、諸般の事情により、以下のタックルを使用してます。セフィアBBシリーズのアップデート版です。

ロッド:シマノ セフィアBB S83ML(2018年モデル)

リール:シマノ セフィアBB C3000S(2018年モデル)

ラインとリーダーは初代と同じ。

初代との大きな違いは、ロッドのパワーをM(ミディアム)からML(ミディアムライト)に落としたこと。2代目セットの使用感等については別記事にて詳しく紹介しています。

安価なエントリーモデルを愛用してやまないワタシですが、友人の2ランクくらい上のエギングタックル(ダイワのエメラルダスシリーズのちょっといいヤツ)と比較すると重さの違い、つまりは値段の違いをはっきりと感じます。

まぁ、とは言えセフィアBBシリーズでも通常の使用には問題なしです。というかキロオーバー童貞のワタシにはセフィアBBシリーズですら宝の持ち腐れかもしれません。

あと、「道具は見た目にこだわるとか偉そうに言いながら、セフィアシリーズとかセンスなさ過ぎ」など言わないでください。好みは人それぞれ。正解はないです。アナタ好みのメーカーでタックルを揃えましょう!

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エギングロッド選びの視点

専用モデルから選ぼう!

これは有名な話で、エギングが釣りのジャンルとして確固たる地位を築く前は、シーバスロッドをエギング用のロッドとして使用していたそうです。ラインも現在みたいにPEではなくナイロン。

で、そのような現在から見れば『鈍臭いタックル』であってもばっちりイカを釣ることはできていた。

しかし、これからエギングを始めようとする方は、専用モデルからロッドを選択してください。

「ロッドをしゃくる」というエギング独特の動作、これをストレス無く行えるように各メーカーが創意工夫をこらし、切磋琢磨して製品を開発しています。コレを買わない手はありません。

シーバスロッドでいいじゃん、って思っているそこのアナタ!エギングを始めれば、高確率でエギングに夢中になりますし、遅かれ早かれ専用ロッドを購入することになると思いますよ。

エギングロッド3
結局、専用ロッドに落ち着くはず

PEラインの使用を前提したガイド設計-SiCガイド

エギングではPEラインを使用します。何かとメリットが多いPEラインですが、欠点もある。(エギング用のラインについては別記事でまとめています)

PEラインの欠点のひとつは、「擦れ」に弱いこと。エギングはロッドをガンガンしゃくる釣りです。しゃくるたびにラインとガイドの間で素人の想像を超える摩擦抵抗、つまり「擦れ」が発生します。

ガイドとラインにとてつもなく負荷がかかる釣り、それがエギングです。

PEラインの使用を考慮していないガイドの場合、摩擦抵抗のせいでしゃくった瞬間やキャストした瞬間に「ぷちん」とラインが切れてしまうリスクが高まります。

これに加え、防錆処理がなされていない金属製のガイドの場合、錆びたガイドはとても危険。わざわざラインを切るためにしゃくるようなものです。錆びてなくてもガイドに傷があれば同様のリスクがあります。

で、これらの問題を解決する、摩擦に強く、錆びないガイドが『SiCガイド』です。

SiCガイド
SiCガイド

SiCガイドの主な特徴は以下のとおり

1、よく滑り、放熱性がとても良いので、摩擦熱によるラインの損傷を抑えることができる。

2、ダイヤモンドに次ぐ硬さを誇る素材であるため傷がつきにくい、かつ錆びないので、ガイドの損傷によりラインが切れてしまうことを防ぐことができる。

3、軽いので、タックルの軽量化に寄与する

要は、擦れに弱いPEラインを守ってくれますよ、不要なラインブレイクを回避できますよと。SiCガイドはすばらしいですよと。

他の釣りならまだしも、PEラインを使用するエギングであれば、絶対にSiCガイドが搭載されたロッドを選ぶべきです。

エギング専用を謳うアイテムの多くは、この点がばっちり考慮されていますが、ロッドの購入にあたっては念のためガイドの素材を確認するようにしてください。

一家に一本!エギングロッド

ちなみに、エギングロッドは「万能ロッド」と呼ばれており、様々な釣りへの流用が可能です。(もちろん、シーバスロッドもタイプによっては万能なものがありますが)

サビキ釣り、ちょい投げ釣り、チニング、ライトショアジギング、ロックフィッシュ、ワインドによる太刀魚釣りなど、様々な魚種・釣法がエギングロッドで対応可能です。まぁ、中には多少ロッドに無理をさせるジャンルもありますが。

エギングロッド7
エギングロッドは万能ロッド!(本当です)

実際にワタシは、アジなどのサビキ釣り、キスなどちょい投げ釣り、太刀魚のワインド釣りなどでエギングロッドを使用しています。

各ジャンルの釣りモノに応じて専用ロッドを所有することが理想ですが、まぁ庶民には経済的に難しいハナシでありまして、「じゃ一本選びましょ」となればエギングロッド一択だと思います。

釣り人であれば所有することに損なし!まさに一家に一本的なロッドです。

エギングロッドの長さは?

ロッドは「長さ」と「堅さ(パワー)」の組み合わせで好みのモデルを選択します。

初めの1本は長さ8フィートを基準に選択してください。理由はこれくらいが扱いやすい「ちょうどいい長さ」だから。

9フィートを超えるロングロッドや、8フィートを下回るショートロッドは、必要性を強く感じ、物欲を抑えることができなくなったときに購入しましょう。つまりアナタがエギングの虜になってから選択しましょう。

エギングロッド4
ワタシの初代愛竿、シマノのセフィアBBの旧モデル。現在は2018年モデルを使用しています。

「遠投したい!」という安直な動機でビギナーがロングロッドを選ぶ・・・まぁ個人の自由なんですけど、「重たい、取り回しにストレスを感じる、言うほど飛距離が出ない」などの理由でエギングが嫌いになる確率の方が高いです。

だまされたと思って8フィート前後のモデルを選びましょう。かく言うワタシの初代ロッドはセフィアBB(シマノ)のS800M。ジャスト8フィートでした。

エギングロッド2
8フィート台のロッドが使いやすい

ロッドの硬さ(パワー)は?

ロッドの硬さは・・・・

L(ライト)

ML(ミディアムライト)

M(ミディアム)

MH(ミディアムヘビー)

H(ヘビー)

などと細分化されています。ロッドの硬さは、アナタが主にキャストするエギのサイズ(号数)で選択します。もちろん、ターゲットのサイズも考慮すべき事項ですが、まずはエギのサイズでロッドの硬さ(パワー)を決めましょう。

エギのサイズも同様に細分化されています。小さい方から順に2号、2.5号、3号、3.5号、4号、4.5号・・・とラインナップされています。

で、ワタシのような未熟者だけでなく、エギング熟練者でも通年でキャストする機会が最も多いのが3.5号のエギ。

「秋イカは小さなエギで」というのがセオリーとしてはありますが、秋のちびちゃんでも3.5号にがんがんアタックしてきます。

ちなみに、ワタシの場合、秋のシーズン初めこそ2.5号を投げることもありますが、秋の基本は3号3、春は3~3.5号です。

3.5号エギ
ロッドのパワーはメインで使用するエギのサイズで決めましょう。これは3.5号のエギ。

したがって、硬さは『3~3.5号(max約20g)のエギをストレス無くキャスト、操作できる』ことを基準に選んでください。

すると答えはM(ミディアム)かML(ミディアムライト)となります。

ビギナーの方は『8フィート前後のM(ミディアム)かML(ミディアムライト)』を選びましょう。メーカーやシリーズはアナタの好みで。

ML~Mであれば、2.5号や4号のエギもキャスト・操作でき、汎用性が高いです。(4号エギの操作にはやや重量感を感じますが)

4号みたいなデカいエギは使用しない!っていう方はML(ミディアムライト)でもよいでしょう。

間違っても「俺はキロオーバーしか眼中にないぜ!したがってHeavy一択!」と声高に叫び誤った選択をしないように。硬すぎるロッドは、多くのアングラーにとってのボリュームゾーンである小型~中型のアオリイカの引きを楽しめません。まぁ、個人の自由ですが。

余談ですが、キロオーバー未経験、小型~中型専門のワタシにとって、M(ミディアム)ですら硬さ的にオーバースペックでした。ちびちゃんだとイカの引きをちょびっとしか楽しめません。

そんなキロオーバーなアオリイカと縁遠いワタシには、ML(ミディアムライト)くらいのパワーが最適かな~と思うようになりまして。で、結果として現在はMLのロッドを使用しています。

MLのロッドの使用感等については別記事にて詳しく紹介しています。

アオリイカ4
秋のチビちゃんですが、美味しいサイズ。MLのロッドでも引きを楽しめます。

エギングロッドは「軽さ」が命!だが・・・

釣り竿は高級モデルほど重量が軽くなります。1日中ロッドをアホみたいにしゃくり続けるエギングにとって、ロッドの軽さはとても重要である!とされています。

なぜか。まぁ、軽い方が疲れにくいですよと言うわけです。加えて感度も上がるよと。

しかし!近年の実売価格1万円台前半のエントリーモデルでもあなどれません。驚くほど軽くなっています。

例えばワタシが所有しているセフィアBBのS83MLで重量なんと100g。昔の高級品より現行のエントリーモデル!と言っても過言ではないくらい、エントリーモデルも進化しています。

ロッドの重量のみにフォーカスし、十数グラムの軽さを求めて値段が倍近くする上位モデルを買うというのは果たして賢い選択と言えるのか?

もちろん、上位モデルは重量以外の要素、たとえば使用されている素材や投入されている技術などのクオリティがエントリーモデルとは比べものにならないのでしょうが、限られた予算でタックルをそろえる場合、資金的な余力はリールの方に振った方が合理的かもしれません。

ロッドとリール2
ロッド、リールともにエントリーモデルでも十分です!

いずれにせよ、釣りの世界には「タックルバランス」なる概念があって、スペック上の重量が、現実に使用するときにアングラーが感じる重量感と必ずしも一致しないとも言われています。

ロッドの購入にあたっては必ず釣具屋さんで実物を確認し、握る、触る、軽く振ってみるなどした方がよいです。できれば定員にわがまま言ってリールをセットしてもらい、「タックルバランス」なるものを自分なりに感じた方が購入にあたり後悔はないだろうと思います。

ちなみに、前述のとおり、ワタシのエントリーモデルのセットと、友人の2ランクくらい上のセットの場合、タックルを持った瞬間に鈍感なワタシでも重さの違いを感じることができます。

マネーがあればなんぼでも軽くなりますわ。

でも、タックルのクオリティの差と、実釣における使用感や釣果の差は、当然ながら別の問題です。

外ガイドかインターラインか?

一般的なロッドには前述のとおり、「ガイド」なる輪っかが付いていて、これにラインを通します。いわゆる外ガイドモデルです。

外ガイド
間違ってインターラインのロッドを買わないように!

念のため、初心者の皆さんは、必ずこの『外ガイド』を迷わず選択してください。

中には『インターライン』といって、ガイドが付いておらず、ロッドの中にラインを通すモデルもあります。『中通し竿』とも呼ばれます。

ライントラブルが少ないことがインターラインのメリットとしてあげられますが、飛距離が出にくい、釣行後のメンテナンスが大変、などのデメリットがあります。

これ、釣具屋さんでロッドを購入する場合に注意が必要です。ロッドが透明プラスチックの箱に入った状態で売られている場合、よくよく観察しないと「外ガイド」か「インターライン」かの区別ができません。

例えば「シマノのセフィアBBが安売りじゃん、買ったろ」って実際に購入、帰宅して開封するとインターラインモデルだった・・・・十分にあり得るハナシです。

エギングロッド、選び方のまとめ

1、予算の範囲内で、納得のいくビジュアルのロッドを選択する。

2、PEラインの使用を前提に、SiCガイドが搭載されたモデルを!

3、8フィート前後のエギング専用モデルを!

4、3.5号のエギの使用を前提に、M(ミディアム)かML(ミディアムライト)のパワーを選択する。

5、うっかりインターラインのモデルを買ってしまわないように。

6、店舗で実物を見て、触って、感じた方がよい。

ワタシのおすすめは実売価格1万円台前半のエントリーモデルです。メーカーはアナタの好みで。

それではみなさん、エギングロッド選び、おおいに悩んでください!

関連記事:初心者必見!エギング用リールの選び方

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