サビキ釣り用に新調したダイワのクーラーボックス、プロバイザー1600。ワタシにとって2個目のクーラーボックスです。最初は無改造で使用していましたが、「少し手を加えるだけでサビキ釣りが快適になるのでは?」との思いにいたり、地味な改造をいくつか施しました。
ワタシが所有するもうひとつのクーラーボックスは小さめの8リットルサイズ。エギングやちょい投げなどフットワークが求められる釣りでの使用がメインなので、機動力を高めるべくガンガン改造しています。(詳細は別記事)
一方、サビキ釣りは「釣り座を決めたならばタコ粘り」が基本。頻繁な移動を前提にしない釣りなので、上記視点でクーラーボックスを改造する必要性は皆無。しばらくはノーマル状態で使用していました。
ところが、サビキ釣りにも慣れてくると、周辺道具を検証する心の余裕が生まれ、クーラーボックスにひと工夫するだけで利便性がぐっと向上するよなぁ、ノーマルで使用するのはもったいないよなぁ!との結論に至ったのです。
目次
プロバイザーを改造する時の注意点
上位モデルは拡張性にやや制限がある
ダイワのクーラーボックスは、断熱性能(保冷性能)の違いにより同名の製品が複数ラインナップされています。
ワタシのプロバイザーは「SU」グレード。上から2番目のグレードで、底面の断熱材に真空パネルが採用されているモデルです。
滅多に買い替えるものではないので、多少無理して購入しました。
で、このプロバイザー、上位モデルであることを分かりやすく表現したいという意図でしょうか、四隅に「プロテクター」なるものが装備されている。
クーラーボックスの保護とビジュアル性の向上に一役買っている装備ですが、これのおかげてカスタムの幅が狭まってしまいます。アフターパーツの取り付けの自由度が大幅に失われてしまうのです。
なお、下位グレードのプロバイザーにはプロテクターが装備されていません。
また、これも後述していますが、フタの形状も拡張性を阻害する要因になっています。
カスタム前提にプロバイザーの購入を検討している方は、この点しっかり考慮してくださいね。
クーラーボックスにビスを打っていいの?
クーラーボックスの改造は、「側面にビス打ち」が基本です。これを気にするアングラーは多いようです。
「ビスなんか打ったら断熱材がダメージを受けて保冷性能が落ちるんじゃないの?」という不安ですね。
この点、ダイワのアフターパーツに付属しているビスであれば断熱材への影響はないそうです。
ロッドスタンド(CPスタンドW)
最初に導入したアイテム。サビキ釣りは、ワタシが行っている他の釣り(エギングなど)と比較すると、タックルが手から離れる頻度が圧倒的に高い釣りです。
魚を針から外す作業や仕掛け交換作業。タックルを地面に置いた状態ではやりにくいです。(みんな当たり前のようにやっているけど)
また、地面にタックルを置くと、タックルが傷つく、自分や他人に踏まれるなどのトラブルの原因となります。
そこで導入したのが本アイテム。ロッドを複数掛けることができるタイプです。これで、サビキ釣りにおける諸々の作業がとてもスムーズに行えるようになりました。
休憩や、置き竿で釣るときにも役に立ちます。これ、堤防釣りの必需品です。たぶん。
個人的に利便性が高い!と評価しているアイテムなので、後日、小型クーラーボックス用に色違いを追加購入しました。
このタイプのロッドスタンドなら、拡張性に乏しいプロバイザーにも違和感なく装着可能!
なお、このロッドスタンドについては別記事にて詳しく紹介しています。興味のある方は是非。
CPホルダーベルト
何コレ?的なアイテムですが、侮れない。
ロッドスタンドに装着し、タオルやピンオンリールなどをぶら下げます。
小物はクーラーボックス周辺にスマートに集約!がワタシの改造コンセプトのひとつ。
手が汚れたとき、仕掛け交換のとき、必要な小道具について「アレ何処行ったっけ?」ってならず、スピーディにアクセスすることができます!
カウンターもここにぶら下げています。釣り過ぎると帰宅後の処理が大変なので、釣れる度にカチカチやって現状の釣果を見える化しています。
小物入れ(CPポケット)
サビキ釣りで最も使用頻度の高い小道具がフィッシュグリップ。
そして、「いざ」という時に「さっ」と取り出したいアイテムがプライヤーやハサミ。毒魚が釣れたとき、魚に針を飲まれたときなどの後処理は迅速に行いたいもの。
これらの小道具はクーラーボックスに集約しておきたい!という意図のもと導入したのがダイワのCPポケットです。小物入れです。
小型のクーラーボックスにすでに導入済みのアイテムで、リピート購入です。
CPポケットは2サイズ展開ですが、プロバイザー用には小さなサイズ(125)を選択。
理由は前述のプロテクターの問題。こいつのせいで大きめのサイズをイイ感じに取り付けることが難しいんです。(取り付けることはもちろん可能)
広い面(正面)ではなく、ハンドル側の面(狭い面)に装着しました。プロテクターのせいで大きいサイズのCPポケットは装着できません。
あとは必要な道具を入れるだけ。
使い方はアングラー次第。このように仕掛けの予備をストックしても良さそうです。
メジャーステッカー
あってもなくても良いけど、釣った魚の大きさをすぐに知ることが出来るし、貼ってあった方が雰囲気が出るし、という何となくな理由で貼り付けました。
ただプロバイザーのフタ、ステッカーを貼るにはイロイロと問題が・・・・。
角が丸い。縁に傾斜が付いている。魚投入口がある。取っ手のくぼみがある。
これらが相まって、フタの平らな部分が意外なほど少ない。結果、フタの長さ目一杯にステッカーを貼ることができません。
ワタシのプロバイザー、横幅が47cmありますが、上記理由で最大33cmまでしかステッカーを貼ることができません。何とワタシが所有する8リットルの小型クーラーボックスと同レベル!
ま、30cmを超える魚、ワタシにとっては幻レベルなので、これで十分なんですけどね・・・・。
また、33cm貼るためには、魚投入口の上にステッカーを通す必要があるので・・・・。一度まっすぐにステッカーを貼った後、魚投入口のところでステッカーを切断する必要があります。
たかがステッカーの貼り付けですが、世話のかかるヤツ。それがプロバイザーです。
まとめ
改造、というには大げさですが、クーラーボックスの外観を大きく損ねることなく、サビキ釣りでの利便性を向上させることに成功しました!
今後、「これは!」っていうアイテムを見つけたら、がんがん導入していこうと思っております。
最後に、クーラーボックスにビス打ちするにあたり、電動ドライバーは必須です!釣具屋さんには置いていません。ホームセンターへGO!
◆あると絶対便利!なロッドスタンド。
◆CPタオルやピンオンリールをひとまとめ。
◆CPポケット。小道具へのアクセスをスムーズに。プロバイザーには小さい方がオススメ。
ダイワ(Daiwa) CPポケット 125 ホワイト 04200126
◆メジャーステッカー。実用性と雰囲気の向上に。
◆電動ドライバーも必需品!