クロスバイク、Vブレーキの交換方法!不器用なおっさんでもできたから、みんなもできる!

メンテナンスの素人であるワタシでも知っている。クロスバイクのブレーキシュー(ホイールを挟むゴムみたいなパーツ)は消耗品であることを。すり減って消耗したブレーキシューで自転車に乗り続けることが大変危険であることも。

で、ワタシの愛車であるトレックFX1も気がつけば購入して2年近くが経過。そろそろブレーキ交換の時期なんじゃ?ということでブレーキシューの交換を検討。

最初は自転車屋さんにて工賃を払ってプロに交換を依頼・・・・考えましたが、ちょっと待て。ブレーキ周辺をよくよく観察すると、シューが1本のボルトで固定されているだけではありませんか。

「コレなら素人のワタシでもできる!工賃節約したろ!」ということで、己の力で交換作業をすることにしました。

結論。クロスバイクのブレーキ交換は、メンテナンスの素人でも無理なくできます!

ただし、調べてみるとブレーキ交換は、突き詰めていくとキリがない緻密で繊細で奥の深い、プロフェッショナルな作業なようです。ここで紹介するのはあくまでも簡易版です。あらかじめご了承ください。

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ブレーキの種類を確認しよう

ブレーキを自分で交換しよう!と思ったそこのアナタ。ショッピングサイトを徘徊すると様々なタイプのブレーキシューが展開されていており、途方に暮れたのではないでしょうか。ワタシもそうでした。

ブレーキにはいくつかのタイプがあり・・・・

ブレーキの周辺が下の写真の感じになっているタイプは「Vブレーキ」と呼ばれます。メーカーを問わずクロスバイクの多くはこのタイプ。

したがって、シューも「Vブレーキ」と名を冠するアイテムを購入しましょう。

ご自身の自転車のブレーキが写真と異なる場合は、Vブレーキとは異なるタイプです。申し訳ありませんが、速やかにこのページから退出をお願いします。

シマノのVブレーキシューを選択

我が愛車FX1には、テクトロ(TEKTRO)というメーカーのブレーキシューがデフォルトで付いています。

調べればコレ、『悪くはないが低グレード』に分類されるパーツ。まぁFX1はトレックで最安のクロスバイクなんで当然ですが。

どうせ交換するならグレードを上げたろ!というワケで、新たなブレーキシューはシマノのアイテムをチョイスしました。型番は『M70T4』です。

シマノのブレーキシュー

デフォルトでインストールされてたシューと比較すると・・・・大きさが全然違う。シマノ社製の方が圧倒的に大きい!(上:古いシュー、下:シマノのシュー)

ブレーキシュー大きさの比較

このサイズの差が制動力などブレーキの性能差であるに違いない!はず!

ブレーキシューの状態を確認しよう

素人が最初にぶつかる壁。それはブレーキシューが交換すべき状態であるか否かを見極めること。

ワタシの新旧ブレーキシューの溝を比較した写真が下。

新旧ブレーキシューの比較
左:新しいシュー 右:古いシュー

まずは新品のシマノ社製ブレーキシュー(左)をご覧ください。

溝が深いですね。で、ブレーキを使用すればするほど、この溝が浅くなり交換時期を迎えます。ご自身のブレーキシューの状態をご確認ください。

古いシュー(右)は、溝がまだ残ってはいるものの、ずいぶんすり減っているな、という印象。

古いシュー
古いシュー

一般論として、この溝が1mmを下回ると交換のタイミングとなるようです。

交換前に・・・取り付けてある状態を写真に撮ろう

メンテナンス素人必須の作業です。パーツをばらした後に「元の状態ってどんなだったっけ?」と困惑・混乱する可能性が高いです。

作業前に交換前のブレーキが付いている状態を複数の角度から激写しておきましょう!

最重要ポイント!ブレーキのワッシャーの順番とアームに挟む位置を確認!

下の写真の順番でワッシャーが組まれています。矢印の部分にブレーキアームを挟んで固定します。

アームを挟む場所

我々素人は、うっかりワッシャーをバラバラにしてしまう可能性があります。これもまたあらかじめ写真を撮っておいた方がよいでしょう。

ワッシャーの順番
ワッシャーの順番

必要な工具

アーレンキー(六角レンチ)1本でいけます。サイズは最も使用頻度が高い5mmです。

これに加え、場合によっては取り付け後の微調整のために小さいプラスドライバーも必要です。

まずはブレーキアームを開放!

古いブレーキシューを外す前に、ブレーキアーム(ブレーキレバーを握ったら稼動するパーツ)を開放します。開放しなくても作業できなくはないと思いますが、開放した方が作業がスムーズだと思います。

この工程、ブレーキ交換だけでなく、タイヤ交換などクロスバイク等自転車のメンテナンスをやる場合に避けて通ることができない必須の作業です。

よく分からない方は、タイヤ交換の記事にてその方法を写真付きで紹介していますので参考にしてください。とても簡単です。この際マスターしておきましょう。

ブレーキを開放したならば、アーレンキーを使って古いブレーキシューを外します。

シューを外したブレーキアーム
シューを外したブレーキアーム

新しいブレーキシューを仮固定する

新しいブレーキシューをブレーキアームに取り付けます。前述のとおり、ワッシャーの順番および挟み込む位置を間違いないようにしましょう。

このとき、ネジはがちがちに締めてはダメ。少し力を加えるとブレーキシューが上下にスライドする程度の強さで仮固定します。

ブレーキシューの位置を決める

左右のブレーキシューを仮固定したならば、次は本固定です。

まず開放したブレーキアームを元にもどします。

次にブレーキレバーを握り込んで、ブレーキシューの位置を決めます。

ブレーキシューが『タイヤに触れない、リムからはみ出さない、なおかつ地面と平行』となるぎりぎりのところを狙ってください。

ブレーキシューの位置決め
ブレーキシューの位置決め

ちなみにリムというのは、ホイールのブレーキが当たる平面部分のことです。

位置決めで悩まないためにも、前述のとおり古いブレーキシューが付いた状態をよ~く観察&写真に撮影しておくとよいです!

位置が決まったらブレーキシューをしっかり固定します。ブレーキレバーを握った状態、つまりブレーキシューがリムに密着した状態で作業した方がよいです。ねじ込みでシューの位置がズレることを最小限に抑えることができます。

反対側も同じように作業します。

バランスを確認する

左右のブレーキシューの取り付けが終わったならば、正面と真上から取り付けた状態を確認します。

タイヤを空転させて、シューがリムに干渉していないかをチェックします。

また、左右のブレーキシューとリムのすき間が均等か、高さや向きにずれがないかをチェックします。

さらに、ブレーキレバーを握ったときに左右のシューがちゃんとリムに密着しているかもチェックです。

問題なさそうだったら、近所を試走してブレーキのかかり具合や異音がしないかなどを確認しましょう。

交換によってブレーキレバーの握り具合、(レバー握ってからブレーキが効き始めるまでの距離)が変わる場合があります。というかワタシがそうでした。

レバーを強く握らないとブレーキが効かない、逆に少し握るだけでブレーキが強く効くなど極端に握り具合が変化した場合には調整が必要です。(ここでは調整方法を割愛します)

ちなみにワタシの場合、ブレーキシュー交換によるブレーキレバーの握り具合の変化は許容できる範囲だったので放置しました。

必要ならばバランスの微調整を

ワタシの場合は不要でしたが、取り付け後のブレーキシューの左右のバランスが崩れてしまった場合は、写真の箇所をプラスドライバーでねじねじして微調整を行います。

ボルトを締めればシューが内側に、緩めると外側に移動します。一気に回すのではなく、4分の1回転くらいで少しずつ回して調整するのがポイントらしいです。

グレードアップしたブレーキの効き具合は?

カタログスペック的には性能が向上したであろうシマノ製のブレーキシューですが・・・

悲しいことに鈍感なワタシにはデフォルトのブレーキシューとの違いが分からない・・・・。

ワタシのクロスバイクの主な用途は、速度を出したくても出せない自転車通勤です。ブレーキの性能がシビアに求められる環境で自転車に乗っているわけではないので、ブレーキの性能差を感じることができないのは当然かもしれませんが・・・・。

ただ、自己満足度はとても高まりました!

関連記事:クロスバイクのタイヤ交換(ブレーキアームの開放の仕方を写真付きで解説しています)

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