何年ぶりだろう?5年いや6年いやそれ以上か。とにかくワタシは久しぶりにクロスバイク用のテールライトを新調したのです。
理由は・・・・特にない。今まで使っていたテールライトは現役バリバリで赤く光ってくれています。
その長い間お世話になったテールライトがこちら。サドルのすぐ下、シートポストに取り付けていました。
これ、キャットアイの製品で・・・『ソーラーで充電、振動及び暗闇を自動で感知して点灯、停止後しばらくすると消灯』・・・・ってすごいです。ズボラなワタシには有り難い機能が満載でたいへん重宝しておりました。
なお、こちらのテールライトはこちらの記事で紹介してます。気になる方は是非あわせてご覧ください。
したがって不満なんてほとんどなかったのですが・・・・・ワタシのよりもテールライトを明るく灯して颯爽と家路を急ぐクロスバイクを眺めていると、あろうことか次のような気持ちがむくむくと湧いてきたのです。
『テールライトが明るいってかっこいいよね』
そう、ワタシのテールライトはLED1灯。しかもソーラー充電なので明るさも一般的なものには劣ります。
『××は光りモノが好き』なんて明るいモノを好む人を揶揄する言葉がありますが、そんなの関係ねぇ!
『ワタシはより明るく光るテールライトが欲しい』
明るい方が視認性が向上して安全性に寄与するし・・・・とか後付けの理由です。単純に明るさを手に入れたい!ただそれだけ。
そう思い始めたら、あとは一直線。ショッピングサイトを徘徊し、様々な選択肢の中から、以下の商品を購入しました。
お上品な箱に入って到着。同じくキャットアイの『RAPID micro AUTO』なるアイテム。ラピッド・マイクロ・オート。型番はTL-AU620Rです。
目次
CAT EYE『RAPID micro AUTO TL-AU620R』を選んだ理由
ワタシが数あるテールライトの中から本アイテムを選択した理由は大きく3つ。
理由1:オートライト(自動点灯)だから。
理由2:USB充電だから。
理由3:見た目が好みだから(もちろん個人差あり)。
オートライト(自動点灯)はかなり便利!
以前使用していたテールライトも暗くなったら勝手に光るオートライトでした。ワタシ、その利便性を個人的に高く評価しており、テールライトの更新にあたって『オートライト(自動点灯)』は必須の機能でした。
オートライトの利点は、電池が残っている限り『点灯忘れ』がないことです。昼間にトンネルを通過するときなんかも助かります。確実に安全性に寄与します。
ちなみに本機は、明るさと振動の2つのセンサーで点灯・消灯します。したがって、暗くても自転車が停止しているときは点灯しません。運転停止後、50秒くらい経過して消灯します。したがって『消灯忘れ』による余分なバッテリーの消費も避けることができます。
USB充電も便利!
一般的に乾電池など『電池式』のアイテムの方が安いですが、電池交換というランニングコストが発生します。同時に『電池切れ』に常に気を配る必要があり、予備の電池を常時携行するなどの対策が必要です。
USB充電式であれば、これらの問題が解決!自宅と職場にUSBケーブルを置いておけば、充電切れを心配する必要がありません。
なお、本アイテムの場合、残り点灯時間が1時間を切るとスイッチが点滅します。同時に発光パターンが『点滅』に切り替わる『バッテリーオートセーブ機能』が備わっています。
毎日、自転車を降りるときにスイッチをチェックすることを習慣にすれば、充電忘れを回避でいます。
いずれにせよ、『オートライト(自動点灯)』と『USB充電』は、ズボラなワタシのためにある、非常に有り難い機能です。
CAT EYE『RAPID micro AUTO TL-AU620R』箱の中身
箱を開けるとこんな感じ。
本体、充電用のマイクロUSBケーブル、シートポストに取り付けるための台座とゴムバンド、以上です。
USB充電のアイテムが多くリリースされている昨今、マイクロUSBケーブルが余った困っている方も多いでしょう。ワタシもそうです。
余ったマイクロUSBケーブルは、前述のとおり職場や車などに置いておき、いつでも・どこでも充電できるようにしておくと便利です。
CAT EYE『RAPID micro AUTO』のスペック
本アイテムのスペックは以下のとおりです。
●サイズ 52×30×32mm(小さい!)
●重量 21g(本体のみ。軽い!)
●バッテリー リチウムイオン電池320mAh
●標準充電時間 約2.5時間
●光源 LED2個
●使用時間 点灯で約6時間、オルタネイト(LEDが交互に点灯)で約24時間、ラピッド(ちかちか光る)で約35時間
●バッテリーオートセーブ機能 バッテリーが少なくなると、スイッチが点滅する。また、本体の点灯パターンが『点滅(2つのLEDが同時に点滅、オルタネイトとは異なる)』に切り替わる。
なお、本機の発光モードを『オルタネイト』、『ラピッド』など点滅系で使用する場合は、別途リフレクター(反射板)を取り付けることが道交法により求められています。リフレクターを取り付けない場合、本機は『点灯』モードで使用する場合があります。
要は、リフレクターを自転車から排除する場合は、テールライトを『点滅系』で使用してはダメということです。
見た目すっきり!サドルレールに取り付けるためブラケット(RM-1)を追加購入!
デフォルトで付属しているブラケットは、シートポストに台座をゴムバンドで固定するタイプです。
取り付けるとこんな感じ。
縦、横どちらでも取り付け可能です。
まぁ、これで実用に何ら支障がないわけですが、どうせ新しいモノを取り付けるなら『見た目すっきり』を追求したいなぁ・・・・。
というワケで、サドルに直接本体を取り付けるためのブラケット(RM-1)を別途購入しました。
サドルレールにRM-1を取り付けます。プラスドライバーがあれば簡単に取り付けできます。そして4mmの六角レンチでブラケットの角度を調節します。(未調整だとブラケットが下向きです)
RM-1を導入することでテールライトをこんな感じで設置することができます。どうすか?
個人的にはこっちの方がすっきりして断然良い感じ。
CAT EYE『RAPID micro AUTO TL-AU620R』のレビュー
実際に使用した感想です。
まず、なんと言っても明るい!大満足です。これを求めてテールライトを更新したのですから。
また、センサーの感度ですが、『かなり敏感』という印象です。夜を待つことなく、朝方、曇り、夕方など光量が少なければ点灯します。
『え?まだ明るいじゃん』っていう状況でも点灯します。ま、テールライトは安全性を高めるためのアイテム。昼夜問わず点灯していても何の問題もない、というか安全上望ましいと言えるので問題なしです。
明るさセンサーがシビアさ過ぎて鬱陶しい!と思うか方もいるかもです。そのとうな方のため、手動でオン・オフする『マニュアルモード』を選択することもできますのでご安心を。
ただ、マニュアルモードをメインに使用する場合は、本アイテムを導入するメリットがないので、オートライト機能非搭載の割安なモデルを購入した方がよいでしょう。
したがって、本機を導入したならば、オートライト機能を駆使して『え?今テールライト点灯させちゃう?』っていうような多少明るい状況でもテールライトをがんがん発光させて『君たちとは安全に対する意識が違うのだよ』と周囲にアピールしながら通勤・帰宅するのが正しい使用法!っていうのが個人的な見解です。