クロスバイクで食べ歩き。ラーメンサイクリングっていいですね

目的地を飲食店にセット。自転車でそこに行く。食べる。自転車で帰る。で、その過程や結果をSNS等を駆使して画像や動画とともに仲間あるいは世界に向けて発信する。この一連の行為のいったい何が楽しいのか、ワタシにはさっぱり分かりませんでした。クロスバイクを買うまでは。

目次

クロスバイクを単なる通勤手段で終わらせるのはもったいない

ワタシのように、クロスバイクの主な用途が通勤の移動手段になっている方、多いと思います。

自転車は単なる仕事道具。したがって、仕事から解放される貴重な休日に、仕事の象徴たる自転車と積極的な関わりを持つ、休日に自転車を楽しむなど言語道断でした。

しかし、前車のMTBからTREK(トレック)FX1に乗り換えて以降、ワタシのその辺の感覚が徐々に変わりつつあります。

自分でも意外なのですが、自転車を漕ぐことそのものに楽しさを覚えはじめたのです。

そして「この自転車で色々なところに行ってみたい」と思いはじめました。

例えば、先日長距離アタックに挑戦したのも、ワタシの自転車との向き合い方が変化したことの具体的な現れです。

関連記事:クロスバイクで長距離アタック

そんなこんなで、とある休日。無性にラーメンが食べたくなったワタシは、FX1にまたがり、行きつけのラーメン屋を目指したのです。

「自転車」があるだけで、普通の時間が、特別な時間に

目的地のラーメン屋まで片道約8km、往復16km。片道30分程度の行程です。

いつもは家族4人、車移動で食べに行くのですが、今日はワタシひとり。移動は自転車。

いつもの場所に、いつもとは違う感じで向かう。そこに新鮮さを感じたワタシは、何だか楽しくなってきました。

いつものラーメン屋への道中を、年甲斐もなくウキウキした気分で漕ぎ漕ぎしたのです。

到着。入店し、テーブル席に向かおうとしましたが、今日はワタシひとり。踵を返してカウンター席にちょこんと着席しました。

お気に入りのラーメン屋なのですが、よくよく考えたら、「ひとりで、静かに、じっくりと」ここのラーメンを食べたことがなかったことに気がつきました。

いつもは子どもたちがワイワイしていて、それどころじゃないんですよね。

「ごはんセット」をオーダー。それを黙々と、じっくりと食しました。

アイラブとんこつラーメンです。

美味しかったです。

車で来ていたら、普通の昼飯の時間だったはず。

それが、移動手段がクロスバイクに変わるだけで、ラーメンを食べただけなのに、何だか特別な時間を過ごしたような気になりました。

不思議なものです。自転車マジックとでも言いましょうか。

いずれにせよ、「自転車の楽しみ方」をまたひとつ覚えたワタシでありました。

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