禁煙した自分への褒美として12年ぶりに購入した財布、SLOWの財布『bono -round long wallet- 』。1ヶ月ほど使用した感想等を書き綴ります。
1ヶ月のタバコ代よりも安く購入できる、『栃木レザー』かつ『made in Japan』かつ『熟練職人ハンドメイド』な財布、SLOWの『bono -round long wallet- 』。我が人生で3つめの財布です。
1ヶ月ほど使用しましたが、これと言った不満はなく、己の中で日に日にこの財布に対する愛着が湧いてくるのを実感しています。
スキマ時間、おもむろに財布を取り出し、用もないのについついジッパーを開け閉めしてしまう・・・・・それくらい愛着が湧いています。
また、それくらいジッパーの開け閉めは滑らか・スムーズです。
目次
栃木レザー、この尋常ではない触り心地の良さ
当該アイテムについて、公式サイトが『コシがありながらもソフトな感触』と謳うのは、大げさでも何でもない、事実そのものです。買って箱から出したその瞬間から、それを実感することができます。
1ヶ月程度使用すると、これに『手に吸い付くようなフィット感』が追加され、アイテムの価値がワンランクアップします。
レジにて、財布を取り出し、支払いを済ませ、釣り銭・レシートの受け取りを待つ、この僅かな時間、財布を持つ左手がとても心地よいです。
普段は気になるバイト店員のモタモタも、財布を手にしている時間が延長されるなら許すことができる・・・・と言ってもいいくらい『ずっと持っていたい感』がワタシを襲います。
「革製品は時間をかけて自分に馴染ませる」を信条に生きてきたワタシにとって、栃木レザーを使用した当該アイテムの「育ち方」は、ワタシのレザー観を大きく変えました。
『いいね、栃木レザー万歳、SLOW万歳』
ちょっとだけ気になるところ1
ワタシが盲目的にベタ褒めしているかのうように見えるこのアイテムにも、気になる点があります。
それはカードの出し入れ。
このアイテム、左右に各6枚、合計12枚のカードを収納することができます。
収納力は標準的だと思いますが、問題はその使い心地。
購入直後は、財布全体に張りがあり、カードをスムーズに取り出すことができません。ジッパー部にカードが引っかかってしまいます。
ラウンドジップ型であるが故の構造上避けることができない症状なのかどうかは分かりませんが、とにかく使い始め直後はカードの出し入れがストレスとなっていました。
ご心配なく。1~2週間もすると皮が馴染んでくるのか、スムーズにカードの取り出しができるようになります。
ただし、一番上のカード入れ(nanacoカードが入っている箇所)は、使用開始1ヶ月を経過した今でもスムーズな出し入れが困難です。確実に取り出し時にジッパー部分とカードが干渉します。
今では「そのうち馴染んでくるさ」と開き直っています。次善の策として、ここには交通系ICカードなど、出し入れが頻繁ではないカードを入れるとよいでしょう。
なお下の2段は、今ではストレスフリーな使い心地です。カードがスパスパ出入りしています。何度でもカードを出し入れしたくなります。
ちょっとだけ気になるところ2
ストラップが付属し、このアイテムを特徴づけるデザイン上の重要なアクセントになっています。
携帯ストラップと同様、『ストラップ=持ち手』としてはほとんど機能していません。まぁ、ワタシが使いこなせていないだけかもしれませんが。
ワタシは財布を、手帳・ペンケース・弁当・書籍・タオルなど諸々の道具類と一緒に鞄に入れて持ち歩いているのですが、鞄から取り出す際にストラップが外れていることがあります。
ま、邪魔なら外せばよいだけの話です。また、ストラップを外して自分好みの何かのモノをぶら下げてもよいかもです。
ちなみにワタシはストラップをつけたまま使用しています。当面外す予定もないです。なぜならストラップ付きの方がかっこよく見えるから。
まとめ
いくつか欠点も指摘しましたが、それを補って余りあるコストパフォーマンス&所有する悦びです。
SLOW『bono -round long wallet- 』お勧めの一品でございます。
関連記事:SLOWの財布を買いました[前編]