サビキ釣りに外道はつきもの。まぁ万能エサの代表選手であるアミエビを海中にまき散らすわけですから、本命のアジ様以外にも様々な魚類がコレに引き寄せられてやってきます。
今回は、そんなサビキ釣りでワタシと息子が釣り上げてきた魚たちを紹介していきます。まだまだ未熟者で魚種は少ないですが、経験を積んでじゃんじゃん増やして行く方針です。(随時更新)
ワタシの釣果を掲載していますが、「魚は頭を左に向けて撮影」が正式なポジションらしいですね。
現場では、さっさと撮ってさっさとキープまたはリリースするので、頭の向きはテキトーです。悪しからず。
外道の魚種、少しずつ増えていて、現在アジを除いて25魚種達成。まずはサビキで外道30魚種が目標!あと5魚種です!
目次
まずは本命のアジ
サビキと言えばコレ。本命魚種ですね。見た目よし、味よし、釣り味よしの三拍子揃った好ターゲットです。最初は「アジなんて・・・・」とその価値を低く見ていましたが、釣って食べて世界観が変わりました。アジ様、お許しください。
多くの釣り人が年がら年中こぞって狙う理由がよ~く分かるようになりました。今では最も大好きなターゲットのひとつです。
イワシ
ワタシの地域では狙って釣れる魚ではありませんが、群れが回ってきた日にはお祭り騒ぎで釣れまくりますね。
時間にして約30分ほど。短い時合いでしたが、表層の足もとで大量に群れていて、仕掛けを落としたら即食い。釣りというより、漁でした。
海釣りを初めて間もない頃、友人のタックルを借りてサビキで初めて釣った思い出深い魚です。
クロダイ(チヌ)
「所詮アジ」的な舐めたモードで釣りをしていたので、ドン!とアタったときは一瞬何が起こったか分からなかったです。
ゴンゴンと竿をたたき、上がってきたのは36㎝のクロダイ(チヌ)!タモ不携帯かつ周囲に釣り人がいなかったため、イチかバチかのゴボウ抜き!ラインはPE0.6号、リーダー1.75号のエギングタックル仕様でした。
ラッキーパンチとは言え、釣ってやったぞ感は強かったですが、食材としてはアジの方が優秀。
ワタシの釣行エリアでは、30cm未満の個体なら、それなりの頻度で掛かります。
サバ
ワタシの釣行エリアでは狙って釣れる魚種ではありませんが、回遊があればそれこそアホみたいに釣れます。
20cmを超えるサイズが多点掛けで釣れるので、引きは楽しいです。しかし!暴れ回って仕掛けはぐちゃぐちゃになるし、釣ったところで調理法が制限されるしで、釣れてヒャッハー!ってなる魚ではないですね。
むしろ引きが暴れ気味なときは、「サバじゃね?」とテンションが下がりますね。
ビビりなんで生食は怖いです。ワタシの場合は、潮氷締めにして、竜田揚げにしました。
キビレ(小)
小さいです。手のひらサイズ。息子が釣りました。個人的には、チヌよりもキビレのビジュアルの方が好みです。
メジナ(グレ、クロ)
沖磯フカセ釣りの代表選手ですが、足の裏サイズまでなら堤防にも居ます。ある程度成長したら沖の磯場に行ってしまうみたいです。
手のひらサイズでも、エギングロッドに掛かるとパワフルな引きを楽しめます!これがダブルでかかるともう大変!息子は完全に主導権を奪われてました。
青い目が何とも魅力的なナイスビジュアルな魚。手のひらを超えるサイズが来たら嬉しいです。晩のおかずにもう一品追加!
市場には出回りにくい魚ですが、塩焼きにすると美味しいです。強引に刺身を取ってもよろしい。ただ、コイツが出現するとアジはさっぱり釣れなくなりますね。
カワハギ
可愛いですね。個人的にビジュアルが好きな魚のひとつです。カワハギ狙いの釣り番組は、食い入るよう視聴しています。
写真は息子が釣ったミニカワハギ。つかの間の鑑賞後、リリース。いつか手のひらサイズ以上を釣ってみたい。そして食べてみたい!
って思っていましたら、9月のとある日、ついに手のひらよりやや小さいサイズのカワハギがサビキ仕掛けにスレ掛かり!
ラッキーなことに肝パンパン!強引に刺身を取り、肝醤油で食しました!カワハギの肝、生まれて初めて口にしましたが、想像の斜め上を行く美味!僅かな量の刺身をめぐって家族4人で激しい争奪戦となりました。
マダイ
マダイ。写真は、20cmを超えたサイズで、家庭用炊飯器で調理する鯛飯にはベストサイズ。もちろん、強引に刺身を取ることもできます。いずれも美味です!
このサイズでもエギングロッドで釣るとパワフルな引きを楽しむことができます!
メバル
写真はメバリングで釣ったもの。メバルと言えば夜釣りのイメージですが、昼間もチビが足もと表層に群れています。
仕掛けを底まで落とさずにメバルの群れの層で止めれば食ってきます。ただし、サイズが小さくオールリリースですが。(写真のようなサイズをサビキで釣ったことはないです)
カサゴ
これも写真はメバリングで釣ったもの。サビキで釣れるサイズはもっと小さいです。下手すると親指くらいのサイズが食ってきます。てか、サビキではリリースサイズのカサゴしか釣ったことありません。
ムツ
ワタシの釣行エリアでは、冬に20cmくらいのムツが接岸してきます。狙って釣ることは難しいですが、それなりの頻度で捕獲することが可能。
メバリング、アジングなどのライトゲームの外道として釣れることの方が多く、サビキで掛かるのはレア。
ワタシの釣行エリアでは残念賞・外道扱いな魚ですが、ワタシは声を大にして言いたい。
ムツは美味い。それもひどく旨い!はっきり言ってメバリングやってて、真ベルが釣れたときよりもムツが釣れたときの方が嬉しいです。
表面の皮を炙って刺身にすれば、脂とろける濃厚な食味!わが家では瞬殺される食材のひとつです。
カマス
サビキ仕掛けをぐちゃぐちゃにしやがった犯人です。
スズメダイ
ワタシの釣る地域では、コイツが釣れ始めたらアジが居ない証拠。朝まずめが終わるとコイツが釣れ始めます。移動か撤収の合図となる魚。見た目はかわいいですが。
ベラ
美味らしいが、ワタシは食べません。このカラーがね、個人的にダメなんです。ベラ様、すみません。
トラギス
リリースサイズ。嫌われがちな魚ですが、食べると美味しいらしいです。サビキで釣れるサイズは食材としては小さすぎ。
ネンブツダイ
ガッカリ系。えさ取りの代表選手です。アジが回ってくるとコイツが釣れなくなります。逆に、コイツが釣れるときはアジは居ません。もちろん、アジと混在して釣れるときもありますが、あくまでも経験上の傾向として。
ウミタナゴ
極小です。撮影後、即リリースしました。
アイゴ(バリ)
写真はありません。不覚にも撮り忘れました。地元の漁民に毒のある部位を処理してもらいました。塩焼きで美味!でありました。
イサキ(幼魚)
もちろん、即リリース。成魚とはボディパターンが異なります。
南方系の魚たち
おもわず水槽で飼育したくなるような魚たちです。しかし!釣れても全然嬉しくないです!
青いヤツ。ペットショップで海水魚飼育の入門用として販売されているルリスズメダイ、だと思います。アジが全く釣れなくて途方に暮れているところ、青いヤツが表層に群れていたので、狙って釣りました。子どもは大喜び!鑑賞後、即リリースです。
名称不明の謎の魚。スズメダイの仲間だと思いますが・・・・何でしょ?
これも名称不明。一瞬イシダイの幼魚?って思いましたが、絶対に違う。じゃ何?と言われても分からない。さかなクンに聞いてみたい!
フグ系2種
これも説明不要のガッカリ系。キタマクラです。
クサフグ。写真はちょい投げでの釣果ですが、もちろんサビキにも食ってきます。仕掛けを切る厄介者ですね。
ゴンズイ
毒魚です。取り扱い厳重注意な魚。釣れても速攻でリリースするため、写真はナシ。今度釣れたら激写して掲載します。夜のサビキ釣りで釣れることが多いので、いつもライトを当てて「ひぇぇぇ!」ってなります。
イトフエフキ
ある9月の夕方前、15~20㎝弱が多点掛けで入れ食いしたのですが、釣行時は魚種不明なだったためオールリリース。狙って釣れる魚ではなさそうなので、美味な魚だったら悔やんでも悔やみきれないですが・・・。
帰宅後、魚種を調査しましたが、難航しました。長時間にわたるリサーチの結果、確信は持てませんが、ウェブ上に転がっている諸々の画像から、イトフエフキでは?との結論に達しました。
これがイトフエフキだとすれば、リリースして正解。食材として重宝される魚ではないようです。
と言うか、フエダイとかフエフキダイとか、この界隈の魚種の判定は難しいです。幼魚と成魚でボディパターンが違うモノもいますから。
まとめ
経験上、サビキ釣りでアジ以外の魚種ばかり食うときって、そもそもそこにアジが居ない場合が多いので、外道が釣れると何とも言えない気分になりますが、このようにコレクションしてみると何だか楽しいですね。
サビキに掛かったアジをヒラメが食ったとか、スズキが食ったとか、イカが抱きついたとか景気のいい話も聞きますし。
そんな「ラッキーパンチがあるかもよ?」っていう淡い期待感を持てるのもサビキ釣りの楽しみのひとつだと思います。