ワタシが実感した禁煙効果~冴えわたる嗅覚

禁煙から1ヶ月を経過したあたりから諸々の効果を実感できるらしく、禁煙手帳には『チェックリスト』なるものが掲載されています。

禁煙を始めて1ヶ月。この頃から以下のような効果が現れるとのことです。(禁煙手帳より)

目次

禁煙によって生まれ変わりつつある自分をアピールしたいのだが・・・

順調に禁煙が進むと、ある衝動に駆られます。かつての同類である友人、後輩、上司などのみなさまに対し、ドヤ顔で「禁煙効果」を語ってやりたくなるのです。禁煙の伝道師になったかのような使命感。

今日もダラダラと喫煙所でプカプカやってる後輩及び諸先輩方に、生まれ変わりつつある自分をアピールしたい。

そんな禁煙チャレンジャーの心理を分かっているかのごとく、禁煙手帳にも、『禁煙して1ヶ月もすれば、いろいろと効果を実感できるっしょ?だから今後も精進しろや』みたいなことが掲載されています。

ワタシの場合はどうか。

12月下旬。禁煙から約1ヶ月経過。

禁煙効果チェックリスト16項目のうち、明確に該当した項目は2つ。たったの2つです。

ちなみに該当した項目は

『タバコ代を節約できた』

『火事の心配が減った』

・・・・とてもじゃないけど、現役スモーカーの皆さんに自慢できるような効果ではありません。

「そんなの当たり前やん」と言われて終わり。

 

禁煙によって、嗅覚は冴えてきたと思う

しかし!チェックリストの項目には挙げられていませんが、「嗅覚」は明らかに良くなりました。

特に「たばこ臭」には自分でも驚くほど、敏感になりました。過敏と言ってもよいでしょう。

例えば・・・・

今まで気づかなかった、隣の席の同僚のタバコ臭を感じるようになりました。

マンションのベランダに出て、どこかのフロアの誰かさんがタバコを吸っている場合、それを察知できるようになりました。風がタバコ臭を運んでくるのです。

そこに喫煙者がいなくても、コンビニに設置されている灰皿からタバコ臭が発生していることを知りました。しかもその臭いが広範囲に及んでいることに驚きました。

バスの中で「この中にスモーカーがいる!」ということが臭いで分かることもあります。

ただ不思議なことに、タバコ臭以外には嗅覚が過敏になった実感がありません。

また今のところタバコ臭を不快だとも思いません。「あ~タバコの臭いがするなぁ」ぐらいの感じです。

 

味覚はどうか

おそらく禁煙により鼻の通りが良くなったことは間違いありません。ということは当然に味覚も冴えてくるはずです。

禁煙外来の初日、医師がワタシに熱弁した『白身の魚の味が分かるようになる』的な境地。美食家の領域。

残念ながら、そのレベルにはまだ達していません。もともと大好きな白身魚の味がどう変わるのか・・・・とても楽しみでなのですが、『その時』はまだ訪れていません。

ただ、今まで標準的だと思っていた味付けを『濃い』と感じることが増えました。

例えば、スナック菓子の味です。特にコンソメ味のポテトチップスは衝撃的に味が濃く感じられました。よりコンソメを濃くした『Wコンソメ味』なるものがあります。スモーカー時代は「いい感じに濃いじゃん」とか思っていましたが・・・・今のワタシにはノーサンクスな味付けとなっていそうです。

口内環境が劇的に良くなった。禁煙外来と同時に歯医者へもGO

なぜこれがチェックリストにないのか。

はっきり言ってスモーカーの口内は汚いです。歯の裏側とか特に。

禁煙したらキレイになります。

ワタシの場合、禁煙外来と並行して歯医者にも通っていたこともあり、禁煙とともに口内環境が急ピッチに改善されていく様子は感動的ですらありました。

『あのキタネェ歯に戻りたくない』これだけでも禁煙持続の強力なモチベーションとなるはずです。

禁煙チャレンジと歯医者の同時並行は激しくお勧めです。

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