視界を確保せよ!自転車通勤用ライトはキャットアイVOLT400で決まり!

クロスバイクのフロントライトをキャットアイ(CAT EYE)のVOLT400に変更しました。最大400ルーメン、USB充電型の自転車用フロントライトです。今までワタシのクロスバイク(TREK FX1)にて使用していたフロントライトは、いわゆる『点滅型』のライトでした。

以前使用していたヘッドライト。パターンは点滅のみです。

コレ、暗闇の中で歩行者等に自分の存在はアピールできても、自分の視界を確保することができません。前照灯としては満足に機能していませんでした。

目次

自転車のフロントライト(前照灯)に関するルール

あれこれ調べてみると、自転車のフロントライトには都道府県ごとにルールが定められており、ワタシが居住する自治体をはじめ、多くの都道府県で以下のように定められているようです。

(1)夜間、昼間でもトンネルや濃霧など50m先まで明瞭に見えない場所を走行するときはフロントライト(前照灯)を点灯すべし

(2)フロントライト(前照灯)は夜間前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる程度の明るさが必要。

(3)フロントライト(前照灯)は、自転車に装備されていなくてもよい。例えば、文字通りヘッドライト(頭につけるライト)で上記(2)の役割が果たせれば、自転車にフロントライト(前照灯)が装備されていなくてもOK。

つまり・・・・ワタシの解釈が間違っていなければ、自転車についてフロントライト(前照灯)の装備義務はない。

しかし、夜間やそれに類する状況で自転車走行をする人は、どんなカタチでもよいから前方10mの障害物を認識できる程度の明るさで前方を照らして走行しなければならない・・・・ということになる。

つまり、われわれ自転車通勤者には、前方10mの障害物を認識できる程度のフロントライト(前照灯)を所持する義務が事実上課せられていると言えるでしょう。

キャットアイ(CAT EYE)VOLT400を購入

CATEYE VOLT400

で、ワタシはどうか?『点滅型』のライトでは残念ながら上記(2)の役割を果たせていない・・・・

つまり・・・・いい年こいたおっさんが、ルール違反状態でクロスバイクをぶんぶん乗り回していたことになるではありませんか!

これはイケない・・・・己の無知を恥じたワタシは、すぐさまショッピングサイトを徘徊。あれこれ悩んだ結果、『キャットアイ(CAT EYE)VOLT400』を購入したのです。

VOLT400を選んだ理由

スタイリッシュなデザイン!と個人的には思う。

自転車用フロントライトは、明るさ、電池(乾電池orUSB充電)などによって値段が上下します。悩みに悩んだ結果、コレを選んだ理由は、以下の3点です。

(1)明るさ

(2)USB充電式

(3)予備バッテリー&急速充電器が付属

特に予備バッテリー付属は大きな決め手になりました。

本体とその他の付属品

 

VOLT400の明るさについて

ネットを徘徊した結果、自転車通勤に必要な明るさは、走行スピードや街灯の有無などの通勤環境にもよるが良好な視界確保のためには最低でも100~200ルーメンの明るさが必要で、街灯のない暗闇では300ルーメン程度はあったほうが望ましい、との情報を得ました。

ワタシの通勤ルートには1kmほど街灯がほとんどないゾーンがあって、日頃からちょっと危ないな、と感じていました。

そこでワタシは明るさの最低ラインを400ルーメンに設定し、このライトにたどり着いたのです。

ちなみにコレ、ボタンで点灯3パターン、点滅2パターンを選択することができます。点灯3パターンは以下のとおりです。

ハイ:400ルーメン(約3時間)

ミドル:100ルーメン(約8時間)

ロー:50ルーメン(約18時間)

実際に使用した感じでは、街灯があるところでは『ロー(50ルーメン)』や『ミドル(100ルーメン)』でも十分。

しかし、街灯のないところではミドルでは『ハイ(400ルーメン)』が圧倒的に視界良好で安心感がありました。

VOLT400の充電方式

充電中のVOLT400

電池交換タイプだとランニングコストが高くなるのと、常に電池切れに警戒せねばならない。ワタシにとって気軽に家で職場で充電できるUSB充電方式は譲れないポイントでした。

予備バッテリー&急速充電器が付属

予備バッテリー付き
充電器付き

『VOLT400』は予備バッテリーと急速充電器なしの単体売りもあるのですが、購入するなら予備バッテリーと急速充電器のセットを購入した方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いと思います。

※正式名称は『予備バッテリー急速充電クレードルセット』

ライト本体を直接USB充電した場合、フル充電まで約6時間ですが、『急速充電クレードル』を使うとフル充電まで3時間と大幅な時短となります。

こんな風にライトからバッテリーを取り外し・・・・

バッテリーを外したところ

急速充電クレードルにポン。これでフル充電まで3時間。

充電中!

 

フル充電した予備バッテリーをバッグに忍ばせておけば、いつ充電切れ、充電忘れが起きても安心です。

なお、バッテリー残量が20%以下になると、下の写真のよに本体のスイッチが赤く点灯し、充電せよ!とアピールしてきます。

そろそろ充電しろよ!の合図

さっそくクロスバイクに装着しました

ワタシのクロスバイクに装着したらこんな感じになりました。

愛車に取り付け!イイ感じ!

以前使っていた点滅型のライトを補助ライトとして使うことも考えましたが、できるだけハンドル周りはすっきりさせたいので、VOLT400を単独で使用することにしました。

以前使っていた点滅ライトに比べると、存在感が増しました。

ライトを水平に取り付けたらダメ絶対!

試行錯誤した結果、ライトはやや下向きにセットしました。暗闇で点灯したとき、前輪の一部が陰として地面に映るくらいの角度に調整しました。

このライトに限らず、昨今の自転車の前照灯はかなり眩しいです。

水平に取り付けると歩行者や対向車等の目をくらませ、相当な迷惑がかかります。安全のために取り付けたライトが自己の原因になってしまっては本末転倒です。

いいぞ!明るいぞ!VOLT400!

明るい!文字通り「前照灯」である。

最後にVOLT400のインプレを少々。

はっきり言って、イイ感じです。

タイムマシンがあったら、点滅型ライトのみを使用していた過去のワタシに小一時間ほど説教・説得をしたいくらいです。もっと早く買っておけばよかった。

ただ、街頭が多いところではハイモード(400ルーメン)でなくとも視界と安全性の確保に問題はなさそうです。ミドルモード(100ルーメン)か、環境によってはローモード(50ルーメン)でも十分でしょう。

したがって、通勤環境によってコイツの評価は分かれるでしょう。

通勤環境によってはコレよりも安価で、ルーメンの値が低いライトでも問題ないでしょう。

コイツが本領を発揮するのは、街頭がないところ、街頭が少ないところです。

ハイ(400ルーメン)の安心感は尋常ではないです。地面の凹凸等の路面状況の把握、歩行者の把握が早く、確実に行えるようになりました。

また、予備バッテリー&急速充電器があるので、ズボラなワタシでも充電切れ、充電忘れによる無灯火走行のリスクを大幅に軽減することができます。

ライトにしては高めでしたが、大いに満足したワタシであります。

◆ワタシが購入した予備バッテリーと充電器が不属するモデル。

◆なお、走行環境等により、さらなる明るさが必要な方には・・・・同メーカーから最大800ルーメンのVOLT800がラインナップされています。

◆もっともっと明るさを!という方のために、最大1600ルーメンのVOLT1600、さらには最大1700ルーメンのVOLT1700と、化け物のような明るさのモノもラインナップされています。

明るさが桁違いなんでしょうねぇ。値段も桁違いですが。

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