修理簡単!ロッドの穂先が折れても大丈夫!トップガイドなら自分でリペアできます!

春の息吹を感じる3月中旬、ワタシ、恥ずかしながらロッドを破損させてしまいました。現場に到着後、車のトランクからロッドを取り出したその刹那、手が滑ってロッドが落下。トップガイドの所から穂先がポキンと折れましたとさ。

不幸中の幸いだったのは、折れたのが3,000円程度で購入した安物のロッドであったこと。サビキ釣り・ちょい投げ釣り用として子どもにあてがっていた予備のロッドでした。

これがメインで使っているロッドだったら、現場で半べそかいたのは間違いありません。

嗚呼、穂先がポッキリ・・・

ただ、この日は諸事情により予備の安物ロッド1本での釣行だったため、ロッドの破損により釣行不可能に。帰宅を余儀なくされたことに加え、当日はサビキ釣りの予定だったため、購入したコマセがムダになりました。

貴重な時間とお金を浪費しただけの1日で、結局帰りの車中で半べそかきましたけど。

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目次

穂先の破損程度なら自分で簡単に修理できる

帰り道、「安物ロッドだったから、新しいの買っちゃおうかなぁ」と思った次の瞬間、「自分で修理できるんじゃないの?」と天からのお告げ。

調べてみると、釣具屋さんに修理をお願いしなくても、補修キットを使えば簡単に修理できることが判明。

修理の方法は簡単。新しいトップガイドを接着剤で固定するだけ。

うむ、これなら不器用なオッサンにもできる!

後日、ワタシは釣具屋さんに直行したのです。

ガイドを修理するときの注意点

穂先の破損した長さによっては、開発者が意図したロッドバランスを再現することが難しくなります。

繊細な釣りをする極細の穂先が破損した場合は、釣具屋さんの店員など専門知識が豊富な方と相談して修理の方向性を決めた方が良いでしょう。

また、トップガイド以外のガイドが破損した場合も注意が必要です。トップガイド以外は、写真のように糸みたいなモノでガイドをロッドに巻き付けて固定します。

外ガイド
トップガイド以外は、こんな感じで固定されているので、修理の難度が上がる。

トップガイドの修理よりも高い技術が求められそうです。

今回破損したロッドは、繊細な釣りとは対極にあるサビキ釣り用の安物ロッド。穂先がちょっと短くなるくらいで操作性や釣り味が大きく変わることはなさそうです。

補修キットを購入

釣具屋さんをウロウロすると・・・ありました!ワタシが足を踏み入れることのないコーナーだったので探すのに時間掛かりましたが。

富士工業のロッドリペアキット

ガイドやリールシートを製造している富士工業(FUJI)のロッドリペアキット、その名も『穂先救急隊』。

交換用のパイプ径(穂先の太さ)が異なるトップガイドが3つと接着剤(ホットグルー)がセットになっています。

これ、ガイド径とパイプ径(穂先の太さ)によって数種類が展開されています。交換すべきガイド径やパイプ径が分からない場合は釣具屋さんに相談しましょう。壊れたロッドを持ち込むと良いです。

今回購入したガイドのサイズ

今回破損したロッドは、2.7mのちょい投げ用のロッドで、比較的穂先が太いモデルでした。選択したのは、パイプ径1.8~2.4mmのキット。壊れたトップガイドを店員に見せてサイズを決めてもらいました。

簡単すぎる!修理の手順

とても簡単です。この程度の作業をプロに頼んで工賃を払うのはもったいない!

まず、接着用のホットグルーをライターなどで加熱して溶かします。

接着用のホットグルー
ホットグルーをライターであぶる

で、これを素早く穂先に塗り塗り。

溶けたグルーを穂先に塗る

溶けたグルーが固まる前にガイドを穂先に突き刺し固定させます。

素早くガイドを差し込む

はみ出したグルーを除去してキレイすれば完成。とても簡単。ものの数分で修理完了です!

失敗したなと思ったら、ガイドをライターで加熱すれば、接着剤が溶けるので簡単にガイドを外すことができます。

釣り場に携行するマストアイテムかも

穂先の修理なら、釣りの現場でも簡単にできます。このような補修キットとライターを携行しておけば、まさかの時も安心です。ワタシのように泣く泣く強制撤収という最悪の事態を避けることができます!

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