喫煙歴20年以上のワタシが、禁煙チャレンジを決意。その方法として禁煙外来を選択し、無事に12週間の治療期間を終えることができました。
治療が終了して1年半が経過しましたが、今のところ禁煙を継続できています。(2018年12月現在)
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家計簿アプリがきっかけに
スマホに家計簿アプリを導入したことが禁煙のきっかけとなりました。
子どもの小学校入学、引越しによる家賃負担増加などが重なり、「これはお金の動きを把握しとかないとまずいかも」という小さな危機感が芽生え、家計簿アプリの導入にいたりました。
この手のアプリは導入しても長続きしない人が多いようですが、ワタシの場合、パチスロの収支管理アプリを数年間使っていた経験から、「継続して記録することには効果あり!」を実感していたので、日々の消費活動をスマホに入力するという作業は苦になりませんでした。
その効果が「禁煙外来の受診」になろうとは、そのとき夢にも思いませんでしたが・・・
家計を圧迫するたばこ代
アプリによる収支の管理から半年(5~10月)。何とボーナス支給月である6月を除くすべての月で赤字を計上していることが判明しました。
以下は、ワタシのちょっと恥ずかしい家計の記録です。なお、タバコ関係の出費にはライターなども含んでいます。また、8月の赤字額は、自動車税の納付や家族旅行などの大型出費によるものです。
[たばこ関係の出費と月間収支]
5月 14,860円(月間収支▲19,384円)
6月 19,780円(月間収支+136,461円)
7月 19,924円(月間収支▲24,578円)
8月 18,860円(月間収支▲71,211円)
9月 15,948円(月間収支▲4,931円)
10月 20,868円(月間収支▲7,879円)
◎半年間のたばこ代・・・・110,240円 → 年換算約22万円
この結果を見れば・・・・誰もがワタシに「タバコやめたら赤字が解消するね」とアドバイスするはずです。
スマホ画面で上記結果を確認したワタシは、喫煙開始以来初めて、心の底から、シンプルに
「たばこアホくさ」
と思いました。
いや、もちろん昔っからアタマでは分かってましたよ、喫煙が愚行であることくらい。でもワタシを禁煙外来に駆り立てたこの「アホくさ」っていう感覚は、これまで味わったことがない鮮烈なものだったのです。
上手く言えませんが、アタマの中がサーってホワイトアウトして、ぎゅーんってズームアウトするような感覚です。
さらに、こんな真っ赤かではない、黒字が連続する家計簿を見てみたい、とも思いました。
禁煙外来しかない
ネットを検索すれば、禁煙方法がわんさか出てきます。
しかし一見多種多様だと思われる禁煙方法も、実のところそのほとんどが、まとめてしまえば「気合い・気持ち」による禁煙であるように思えました。
実際にワタシの身の回りには、ワタシ以上のスモーカーでありながら、独自理論に基づき気合いで禁煙を達成した猛者がいます。本当に尊敬します。一方でその何倍もの人々が禁煙にチャレンジしては挫折を繰り返してきました。
で、ワタシはどうか。
40歳を過ぎました。さすがに自分のことくらい多少は分かるものです。
気合いで禁煙→絶対無理
2017年11月某日、家族に禁煙チャレンジをさらりと宣言。その数日後、ワタシは近所の病院に向いました。
現代医学に頼る以外、方法がなかったのです。